「庄内の食」を伝える『菜ぁ』
レストラン情報
- 店名:菜ぁ
- 所在地:〒997-0006 山形県鶴岡市福田甲41
- 営業時間:11:30-14:30/17:30-21:30
- 定休日:毎週火曜日・毎月第3水曜日
- 平均単価:1000円~3000円
- 店長名:小野寺のりまさ
- ホームページ:http://www.e-naa.com/eigyo/
「菜ぁ」の誕生物語
農家レストラン「菜ぁ」は、日本でも有数の米どころ、庄内地域鶴岡市にあります。
お店のコンセプトは「地域の多様な食を提案する」です。経営者は小野寺のりまささん34歳です。
庄内地域は日本でも有数の農村地帯ですが、実はコンビニ等も増え、「地域の農産物を活用した食」を味わうことのできる場所が減っています。世界中から食が輸入され、地域独自のものがかえって手に入りずらくなる「食のグローバル化」です。
そんな中、地域農業とつながった「食の味」を、特に子供たちに伝えたい。そんな想いがのりまささんにはあります。
それは、子供たちが「地域の食の味」を知ってくれれば、庄内地域に愛着を持つようになり、子供たちが将来地域を担う担い手になってくれるのではないか、という想いです。こうした想いは、実はのりまささんが「地域の食」が地域の愛着となって都会から帰ってきたUターン者だからです。
都会から農村へのUターン
のりまささんは、大学卒業後、横浜の研究機関で働いていました。そうした中、都会の生活に疲れたこともあり、家の農業を継いで地域で生きていくことができないかと考えるようになります。その時に、帰ろうと決めるきっかけになったのが、「地域の食の味」だったと言います。
自分の生き方を模索する中で、農業をしながら人に喜んでもらえること、地域の食に貢献できること、を考えていった先に、「農家レストラン」という飲食店が誕生しました。
菜ぁの目玉メニュー
菜ぁでは、自家製野菜を中心にお肉・お魚・その他野菜など地元食材を中心にランチ・ディナーメニューを提供しています。その中でもお客様が絶賛するのが「お米」です。
美味しい米づくりの秘訣には、前職で化学や発酵工学を学んだ経験を活かした有機農業による旨みを増やす土作り。収穫したお米の鮮度管理、炊き方のコツなど、たくさんの探求があります。
是非一度、雄大な鳥海山を背にした農家レストラン「菜ぁ」をご来訪ください。